ご家族の認知症が心配な時

最近、ちょっと、おじいちゃんやおばあちゃん、またはお父さんやお母さんがもの忘れが多くなってきたんじゃないか?…

 また、あきらかに以前と変わった発言をしたり、行動に違和感を感じるなど…



 まず、年齢的にも「認知症かな…?」と思う方が多いと思います。

 認知症と言えば、アルツハイマー型認知症を思い浮かべる方が多いかと思います。


 認知症にもいろいろあり、アルツハイマー型認知症以外にも、脳血管性疾患から認知症になる場合もあります。 これは脳梗塞、脳出血などがきっかけで認知症になる脳血管性認知症です。


 他には、パーキンソン病がきっかけとなる事の多いレビー小体認知症は、幻視、幻聴、異常行動、他にパーキンソン症状なども出てくるような認知症もあります。  




つまり、脳血管性認知症やレビー小体認知症などのように、既往歴によっても認知症が予測される事もあるので、過去の病歴:既往歴はとても大事です。


 知人で、転倒した後に、頭を打ち、徐々に歩行障害を起こすと同時に、認知症状が出てきて、最初はアルツハイマー認知症だと診断されたのですが、専門機関で受診したところ認知症状以外の歩行障害、排尿障害も伴う事から、正常圧水頭症を疑い、髄液の検査をした結果、正常圧水頭症である事が判明した例があります。

 これはシャント手術を行う事で認知症状を含めた、これらの症状が改善します。



 つまり、このように認知症状が出てくる前に、既往歴ももちろん、 転倒して頭を打った事がある等の出来事や、 また、もの忘れ以外に、このような症状があるなどの症状の詳細なども、専門の病院や、脳外科にて受診し、これらの詳細を医師に伝える事が大事です。


 それらが、認知症の種類の判明の手がかりにもなります。


 認知症の種類によって飲むお薬も違ってきたり、正常圧水頭症のように手術によって改善する場合もあるのです。 



また、最近では、自宅での介護疲れや老々介護などによる心身の疲労なども問題になっています。


 それによる、うつなど精神的な悩みなどございましたら、ご相談ください。 


当カウンセリングルームは、薬剤師の資格を持つカウンセラーが在籍しております。


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